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グリーンウッドワークの仕上げではどんな油を使えばいいのか【意外な結論?】

oilfinish

こんにちは。

生木専門スーパー生木ラボの鈴木です(@supernamakilab

今回は、グリーンウッドワークのオイルフィニッシュにはどんな油を使えばいいのか?という疑問について解説していきます。

乾性油がいいとか、サラダ油でもいいとか世の中を見渡すといろんな説がありますよね。

この記事ではスーパー生木ラボが現在進行形で使用している油にも触れつつ、結局どうすればいいのか?という話をします。たちまちの悩みはこの記事を読んでいただけば解決するはずです。

この記事はこんな人に読んでおすすめです。

  • 生木を削って作ったけど仕上げのオイルが多すぎてどれを使えばいいのか悩む
  • オイル以外の仕上げもしてみたいけどハードルが高そうでやっていない

グリーンウッドワークで使える油は乾性・不乾性どちらでもいい=致命的ではない

結論からいえば、くるみ油やえごま油のような乾性油でない、サラダ油やオリーブオイルなどの不乾性油をオイルフィニッシュに使っても致命的な問題はない。とスーパー生木ラボは考えます。

その理由として、そもそもオイルフィニッシュはそんなに耐久性のある仕上げ方法ではないからです。

ウレタンやニスなどの塗料のように塗膜をつくる訳でもないですし、基本は木の表面に軽く染み込んで水を弾く程度です。完全な防水、撥水効果もありません。

なのでどの油をオイルフィニッシュに使ってもいいのではないでしょうか。

オイルフィニッシュはメンテナンスが前提=お手入れが簡単

ウレタン塗装された木の食器をお持ちの方もいると思います。

長年使うとどうしても塗装がはげてきますよね。

そうなった場合は自分でウレタン塗装をし直すか、購入したお店でお手入れしてもらうしかありません。

あるいは塗装を全てサンドペーパーで擦り落として無垢の素地を露出させてオイルフィニッシュ。です。かなり手間ですが…

一方オイルフィニッシュはお好みの油をうつわに染み込ませて、布で拭き取るだけ。超シンプルです。

だからこそ購入後のお手入れもしやすいんですね。楽チンです。

ホームセンターやスーパーに行けばオリーブオイル、亜麻仁油、えごま油、はたまたミツロウなどなど、すぐに手に入ります。

余程の田舎でもアマゾンや楽天市場などオンラインショッピングでOKです。

生木を扱う木工家もサラダ油でオイルフィニッシュしている:須田二郎さんの例

ウッドターニング(木工旋盤)という手法で生木の丸太からうつわをつくる作家に須田二郎さんという方がいます。

このかたは生木のサラダボウルにサラダ油を仕上げとして使っています。

オリーブオイルの時もあれば、柿渋や漆を使うこともあるようです。

ご本人いわく「サラダ油が乾かないなんて言われるけどなんの問題もないよ」(うろ覚えですみません)とのことです(インスタの投稿で拝見した記憶)

どっちにせよ塗り直しが必要:メンテナンスしやすい油でOK

木の色味や木目を生かせるオイルフィニッシュはアフターケアも簡単ですし、

特に初心者には向いてる仕上げ方法のひとつです。

スーパー生木ラボははじめはくるみ油を愛用していましたが、最近はオリーブオイルです。理由は住んでいる場所が田舎なのでスーパーですぐ手に入るオリーブオイルがいいからです。笑

米油も使いましたがオリーブオイルとは色味が異なる印象でした。

どのみちメンテナンスが前提なのでいろんな油を試してみるのも楽しいかもしれませんね!

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