生木専門スーパー生木ラボの鈴木です(@supernamakilab)
移住先でお世話になってるおっちゃんにお声がけいただき、桜を伐採させていただけることになりました。
山村で田舎暮らしをしているとグリーンウッドワークの素材=生木(なまき)に困ることはあまりありません。
(購入するにしても想像以上にお手頃に入手できます…)
だからこそグリーンウッドワークは田舎暮らしの副業、趣味と相性がいいなあと思うのです。
この記事はこんな人に読んでおすすめです。
- 伐採する時の注意事項を知りたい
- 生木丸太を搬出するときに役立つ小ネタ
- 生木を乾燥から防ぐ方法
目次
生木の入手方法は2種類ある
生木の入手方法1:生木を購入する
八百材舎(やおざいや):専門業者から購入する
https://www.yaozaiya.com/resources
上記は八百材舎の価格表です。
直径20cm未満、長さ100cmの栗の丸太は一本2000円。
最低5本からの注文となるので実際は1万円+送料になるようです。
生木は重いので送料も数千円はかかると思われます。
薪販売業者から原木を購入する
https://www.meiho-yamazatoken.jp/%E5%8E%9F%E6%9C%A8-%E8%96%AA%E8%B2%A9%E5%A3%B2/
岐阜県・郡上市のNPO団体が運営されている薪販売サイトです。
「自分で薪づくりがしたい!」というニーズがあるようで、未乾燥の丸太を販売しています。
上記の表で一番左を見ると原木の価格が掲載されています。
末口(すえくち)=一本の丸太を見たときに細い方の断面、が8cm以上、長さ約2mの丸太が1m3分で13000円です。
たぶん「よくわからん!」という方がいると思うので詳しくはここでは省きます…
ようするに結構な量でコスパはいいけど、ちょっと乾燥してたり、時期によっては状態が悪いことも考えられるよね。という認識でいいかと思います。
おまけ:メルカリで購入する
丸太の輪切り、薪割り台あたりで検索すると生木っぽいやつも出てくることがあるので、気が向いた時に調べて見るのもいいかもしれません。あくまでおまけです。
生木の入手方法2:生木をもらう
山村住まいならご近所さんとコミュニケーションをとる
山の手入れをしていたり、DIY好きな近所のおっちゃんと話をしてみる。
これが生木をもらう近道だったりします。
山村近くの暮らしをしている方なら比較的簡単に生木が手に入るかもしれません。
伐採現場にアプローチ
公園や宅地造成などで木を伐採する現場があります。
業者さんが忙しくなさそうな時を見計って、声をかけてみると意外とゲットできちゃうこともあります。
仕事の邪魔をしない、ダメもとで聞いてみるというのがポイントです。
おまけ:森林整備に参加してみる
地域に森林整備の活動をしているNPO団体があればそこに連絡をしてみましょう。
活動の一環で伐採した木を分けてもらえるかもしれません。
いきなりそれ目的でアプローチするのは下心丸出しでいやらしいので避けたいところです。笑
あくまでも山や森の環境をよくしたいという関心があるかたにはおすすめです。
生木を伐採・入手するためのコツ1:お声がけいただいたらすぐ取りに行く
生木をもらえる=あげる側はさっさとその現場を片付けたいケースが多いです。
チンタラしていたら次に声がかかることはない、、、かもしれません。
生木を伐採・入手するためのコツ2:伐採する時はできれば複数で行う(安全第一)
立っている木の伐採をする場合はしかるべき団体からの特別教育を受けてから行うのがベターです。
丸太の玉切りにしてもチェンソーを扱うことに変わりないので、危険な作業が伴います。
万が一何かあった場合にすぐ対応できるように(救急車の手配、応急手当など)できれば単独作業は避けて、複数人での作業を行いましょう。
生木を伐採・入手するためのコツ3:現場は来たときよりきれいにしておく
ありふれたことですが結構大事です。
切って切りっぱなし、散らかったままではなく、枝葉は棚積みしてまとめる。
カサが多ければ枝の長さを切るなどして、見栄えをよくしておくと次にまたお声がけいただけるかもしれません。
生木の入手方法まとめ:お手軽にいくなら購入、ガチ勢は住む場所を変えるべし
まずは気軽にはじめてみたい方は少量を購入。
たくさんの生木丸太をストックしてバンバン作りたい!という方は、地方に移住してしまうのが実は手っ取り早いかもしれません。
仕事もリモートワークが増えてきてますし、これからの働き方もどんどん変わるので、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか!
スーパー生木ラボの活動お知らせ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
公式メルマガでは「安全」かつ「効率的に」上達する方法を配信していきます。