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グリーンウッドワークで使うナイフを簡単に研ぐ方法とは?【必須テク】

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こんにちは。

生木専門スーパー生木ラボの鈴木です(@supernamakilab

ナイフを研ぐのって、なんだか難しそう。。。

そういうあなたのために今回の記事を書いています。

もう寝ようと思っていたのですが、ふと思い立ち、眠い目をこすりながらダダダダ!とPCのキーボードを叩いています。

あ、この記事を読めば、ナイフの研ぎを簡単にできるようになります。

実際に研ぎのワークショップを開催したさいの参加者は大抵、その場でできるようになりました。

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グリーンウッドワークで使うナイフ2種類の研ぎワークショップをさせていただきました。 ながはま森林マッチングセンター 主催の週末森びと養成講座グリーンウッドワーク編のプログラムにはもともと入れてなかった研ぎの回。 回を重ねて参加者の方々と対話をしていくうちに、いやいや絶対研ぎの回いるでしょ!ということで急遽開催にいたりました。 番外編でイレギュラー開催、平日にもかかわらず6名の方にお集まりいただき、ナイフシャープニングの基本を実演しました。 研ぎは一生かけて身に付けるもの、といわれるように、死ぬまで完璧はないのだろうと思いつつも、最低限の手入れは身につけていただきたかったので、拙いながらも研ぎ研ぎさせてもらいました。 グリーンウッドワークで使うナイフのうち、特徴的なのがフックナイフだとおもいます。 先端がクルッと曲がっていてフック形状なのでそうよばれています。 まがりの角度アールはメーカーや用途によって違いますが、基本的には水砥石と耐水ペーパー、木の丸棒、レザーストロップ、ピカール(青棒でもOK)があれば研げます。 砥石は栃木のメーカーシャプトンの刃の黒幕シリーズから1000番、5000番、12000番を採用しました。Amazonの安い砥石とは比較にならない研ぎ心地です。 全然高くないので迷わず即ポチでOK🙆‍♂️ 参加者の方も砥石買いますー!と熱心な方々が多くてこちらも楽しい、向上心のある仲間と時間を忘れて過ごすことほど贅沢なことはないな、と書いていて思いました。 次回は8/30豆皿をつくります。 クルミの伐木から玉切り、木取り、手斧でのはつり成形からのナイフワークと盛りだくさんな1日になる予定。天気もよさそうで夏の終わりにぴったりな回になりそうです。

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↑研ぎのプチワークショプをやったときの記録です。

もちろん研ぎは一生かかって身に付けるもの。と言われるくらい奥が深いので、研ぎを極めた!なんてことにはなりませんのであしからず。

とはいえ、切れない刃物を無理やり力づくで使い続けるのは無駄な力を使いますし、何より事故、怪我の元につながり大変危険です。

大切なポイントに絞って要点をまとめているので読むのに5分もかからないはずです。

自分のナイフは持っているし結構使っているけど、ナイフを研ぐのはなんだか腰が重い、億劫だ。

こんな方にこそぜひ最後まで読んでいただき、ENJOY SAFE CARVINGの精神でグリーンウッドワークを続けて欲しいのです。

それでは見ていきましょう。

この記事はこんな人に読んでおすすめです。

  • 刃物の研ぎはなんだか億劫に感じる
  • ナイフは持ってるけど研いだことがない
  • 砥石で研いだことはあるけどいまいち研げているか不明

ナイフを研げるようになるたった一つの方法とは?

いきなり結論ですが、スーパー生木ラボの鈴木の見解はこうです↓

ナイフを研ぐのが面倒くさいなら環境をつくればいい

どういうことかというと、要するに人間は基本的にめんどくさがりなので、

めんどくさいことは次第にやらなくなります。

あるいはめんどくさそうなことは本能的にやりたくありません。

ナイフの研ぎに話を戻して考えると、ナイフを研ぐのがめんどくさそうだから研がない→やらないからうまくならない。

という当たり前のサイクルですね。

だったら、必要な時にすぐ研げる環境づくりさえしてしまえば全部解決するんじゃないの。というわけです。

すぐ研げる環境づくり構築に必要なグッズ3選

三種の神器みたいなものです。

  • 水砥石
  • タライorバケツ
  • タオル

最低装備はこれだけです。あと流し場とちょうどいい高さの作業机です。

というわけで必要な要素が5個になりました。すみません。

水砥石は評判がすこぶるいい、シャプトンの1000番、5000番、12000番あたりを揃えればまず間違いないです。最低限揃えるなら1000と5000だけでも大丈夫です。

シャプトン 刃の黒幕 オレンジ 中砥 #1000

シャプトン 刃の黒幕 エンジ 仕上砥 #5000

シャプトン 刃の黒幕 クリーム 仕上砥 #12000

研がないと研げるようにならない

三種の神器が揃ったら、あとは研ぐ。それだけです。

というと元も子もないような気がしますが、やることはシンプル。

バリが出るまで研ぐ。バリが出たらもう片方から研ぐ。

バリがでたら番手を上げて(今回の場合は5000)で研ぐ。

バリが出るまで研ぐ(以下同文)

切れなければ研ぎ直す。もうこれの繰り返しです。

紙を切るペーパーテストでは切れなかったナイフの箇所が研げていない目印になります。

木片を削る時は削り後に筋が残っていたりするのはナイフに傷がまだ残っている証拠です。

きちんと研ぎ直しましょう。

とりあえず砥石はシャプトンで間違いない

超激安の砥石もあるんですが、安い道具はそれなりだと肝に命じましょう。

とはいえシャプトンの『刃の黒幕』シリーズはその性能からして決して高級品ではありませんし、むしろ使ってみたらその費用対効果の良さを実感できる一品です。

まとめ:何度も失敗すればうまく研げるようになる

一見するといい加減な結末!ここまで読んだ時間を返せ!と思われる方もいるかもしれません。泣

ですが、これがやはり本音。

失敗しないのは挑戦していない証拠です。

初めからうまくばかり行く人なんていません。

できない自分を前提に、ハードルは極力さげましょう。

うまくできないだろうな〜けどとりあえずやってみっぺ!の精神でナイフの研ぎを始めましょう。

で、失敗しながら上達すればいいです。

続ければ大抵のことはそこそこできるようになるので、おおらかにのびのび楽しむ気持ちを胸にLet’s Sharpningです^^

ナイフの研ぎについてプチワークショップも開催しましたので当時の動画をハイライトでどうぞ↓

追伸:砥石の平面をキープする「修正砥石」もゆくゆくは必要です。

ナイフを研ぐ、最初の一歩を踏み出す人にあれもこれもと言いたくなかったのでメインからは省きました。

砥石は常に平面、平滑度をキープすることが大事です。

そのためにはナイフを研いだ後にこまめに平面直し砥石(修正砥石)が便利です。

今生木ラボが使っているのはこれです。

すぐ平面が出せるし安いのでコスパいいです。

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